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S9 第8話 オルバニーファイルの行方 1

ルーカスを不正な捜査官として追う指示を出すハリー。元内部調査官のアレックを召還する。FOXCRIMEより引用

ルーカスは有能で機知に富んでおり、危険な存在だ。最優先で探し出し連行しろ。手段は選ばん。
とうとう、ハリーの最終命令が下りました。
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今やルーカスは、国家にとっても危険な存在となりました。
ルーカスの行動を把握し、分析し、彼の心を読め。同僚で仲間だった男の幻想は捨てろ、彼は敵だ。
5課はルーカスの自宅を徹底的に捜索します。
何もかも洗い出せ。ルーカスを理解しろ、逮捕への一歩だ。
しかし、ルーカス=ジョンの自宅には何も残されていません。
彼がそこで生活していた痕跡も無し、思い出に繋がる物も無し、手紙や写真の類いも一切無し。
ルーカス・ノースは幻だったかのようです。





オルバニーファイルとは?一体何か?。
オルバニーとは、重大な国家機密で、それを探る事自体も背徳行為となると言う代物です。
遺伝子兵器で、特定の人種だけに作用する神経毒。人の遺伝子を読み分けて標的とした人種だけを攻撃すると言う悪魔のような兵器でした。
それを手に遺伝子を自由に組み替えたら?手に入れた者に世界はひれ伏す事になるでしょう。

恐ろしい〜〜〜もしこれが現実にあったら???身の毛もよだつとはこの事かしら。

教会で誰かを待つルーカス。
ヴォーンに接触していたアジア人の男が近づいて来ます。
ヴォーンは?との問いに、彼は死んだと告げるルーカス。
『俺と女性の新しい身分、犯人引き渡し条項のない国への渡航、現金で2000万$』ルーカスの条件です。
アジア人は、皮肉な薄ら笑いを浮かべて、世界の覇権を安く売る物だ、オルバニーが何か知らないなと言います。
ルーカスは、知りたくもないと一言。(知った所で、決行するでしょう)。
ルーカスはヴォーンが要求したオルバニーファイルを直接。ヴォーンの雇い人の男に売り渡す事にしました。ただただマヤと自分の新しい生活の為にです。

内相に事態を説明するハリーです。タワーズ内相はもう顔を歪めています。
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まんまと騙された訳だな!5課の失態だ!身元調査は済んでいたのです、ジョンにも才能が有り我々は騙されました・・・・ハリーは苦しい言い訳をせざるをえません。
オルバニーファイルは?ルーカスの携帯電話の分析から、中国が狙っていると判明。

ハリーは、元MI-5の内務調査官のアレックを召還します。彼は優秀な調査官でしたが、性格が傲慢で攻撃的で怠け者、アルコール依存症も有り、解雇されたのです。
しかし当のアレックはMI-5に自分の存在が汚い者のように扱われ、のけ者にされたと感じています。
何はともあれ、ハリーはアレックの窮乏を見透かし金で雇ったのです。

ルーカスの捜索は難航します。ベス曰く、彼は世界中への航空券を手配、カードもクローン化して、通信は各地にバウンスしているわ、手がかりは無しよ。

ルーカスは国外へ逃亡するだろう、その為には彼が今までの活動で知り得た手段をルーカスの「センス」で使うだろう
それにしても、ルーカスは極秘ファイルにどうやって接近するのだろうか?
ルーカスと呼ぶな、彼はもう仲間ではない。ジョンでもない。存在しない男を追っても捕まえられないとアレックはメンバーに言う。
ヴォーンは死んだ、もう脅迫の心配はないのに、まだロンドンにいるルーカス。何故だ?
ルーカスはヴォーンの仕事を乗っ取ったのだ!アレックは言う。

マヤはヴォーンの監禁からルーカスに助け出され、ホテルにいます。
そこでも、ヴォーンの怪我の心配をしているマヤです。彼女はこの異常な出来事の中で唯一まともで普通の感覚を持っている一般市民です。
ヴォーンんは死んだんだ、君も俺もヴォーンに操られていたんだ。ルーカスはマヤに新しい生活を始める為に全て片付けて来る、すぐに済むからここで待っていてくれと言います。

グリッドにルーカスから電話が入ります。「ハリー・・・・俺を助けて下さい、出頭します・・・」

出頭場所を指定してくるルーカス、貼り込むディミトリとベス、タリク、ルース、他のメンバー多数
今か今かと固唾をのんで待つメンバー。

アレックはハリーに言います。
「ルーカスは嘘をついている。尋問の録音を聞いたが、すらすらと喋り過ぎている。」
(ヴォーンがルーカスを殺した、爆発を知らなかったと言うのも嘘だ)
「俺は嘘つきってものを知っている、連中は人生を丸ごと一瞬で作り上げるのだ」
「君も分かっていただろうハリー」「ルーカスとオルバニーのどちらか一方は捨てる覚悟を決めろ」

ルーカスは車で待機中のタリクに電話して、奥のカフェにいるから誰か来て欲しいと頼みます。
俺が行くとディミトリが向かいますが、ルーカスはイヤだ!やっぱりイヤだと取り乱し、突然カフェから飛び出して走り出すのです。
ルーカス!待ってくれ!ルーカス!止まれ!叫びながら追うディミトリとベス。
とうとうスワットがルーカスを射殺!ベスが駆け寄って、倒れたルーカスの身体を起こすのですが・・・・・
!!!偽物でした!ルーカスは身代わりの人物を殺させたのです。
犠牲になった若者はいくらで買われたのでしょうか?きっと、簡単だ、走ってくれとでも言って買収したのでしょう。殺される事は言わずにね。
ルーカスじゃない!グリッドにベスの声が飛び込んできます。
ハリーは瞬間マイクに向かって、ルース、ルースが危ない!と叫びますが。。。。
一瞬の隙をついて、ルーカスが監視の車の中のルースをさらっていきます。
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ハリー!ルースが!拉致されました!
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すかさずルーカスからハリーに連絡が来ます。
「ハリー、ルースはオルバニーファイルと交換だ、断れば殺す。猶予は90分だ。」脅しではありません。交渉の余地などありません。ルーカスは本気です、ためらう事なくルースを殺すでしょう。その事を誰よりも知っているのはハリーです。
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アレックが、ハリーに報告に来ます。
ルーカスの鍵となる要素を見つけたぞ、マヤ・ラーハンだ。ヴォーンの恋人だった女性だ、ルーカスは大学で彼女と同級生だった。彼女は勤務先の病院をもう3日も無断欠勤している。
彼女こそ、(ルーカスの行動の)全ての中心だ。彼女を捜し出せ。

オルバニーファイルは国家の最高機密、それが外に出るような事になれば英国の危機です。
国家の安全と一諜報部員との交換、そんな選択はあり得るでしょうか?女王陛下と国家に忠誠を誓ったMI-5です。ハリーはどうするのでしょう。
『ルースはあなたの弱点だ』ディミトリもベスもタリクも、いいえ5課のチーム全員が知っている事です。
私が取引に応じると思うのか?ハリーは冷たく言います。心配ならオルバニーファイルを安全な所に移す私に同行するといい。やはり国家への義務を選ぶか、ハリー。

一方隠れ家のルーカスは、ルースに言います。俺は人を殺した、だがそれ以上に救って来た.本当の自分を取り戻したいんだ。
数の比較の問題なの?嘘で時を取り戻す事はできないわ、ハリーは応じないわ。君の為でもか!!

ヴォーンにマヤを楯に脅されたルーカスは、ハリーはルースを見捨てられないと思っています。

いみじくもマニがハリーに言った言葉、「人は誰でも大切な人の為なら口を割る・・・・」
この時はハリーはルースの懇願にも関わらず、頑としてウランの所在を明らかにしなかったハリーでした。
今度はルース自身の命と引き換えです。

ルースはルーカスを説得しようと必死で試みますが・・・・・オルバニーが何か知らないのね?遺伝子兵器よ!恐ろしい事になるわ、ああ!ルーカス、その事実に耐えられるの?。。。。

俺は人生の半分を隠れて生きて来た、一瞬も気を抜かずに。俺の過去を見破るとすれば、ルース、君だと思っていた。。。。
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(悲しいルーカス、哀れで淋しいルーカス、だけど恐ろしいルーカス、邪悪なルーカス。)
(彼の本当の姿は何だろうか?マヤと逃げてもきっと幸せにはなれないよ。)
(マヤは聡明な女性だ、そして普通の感覚の普通の人だ、ルーカスの嘘はマヤを傷つける。その嘘は必ずルーカスに跳ね返り、また手ひどく傷付く事になる。)
(だけどルーカスの拠り所はマヤだけなのだ。)

マヤの元にホテルのフロントからジョン様からの伝言です、至急こちらにお電話をと連絡がはいります。マヤは指定された所に電話をかけますが、その電話でMI-5のアレックは居場所を特定します。

ハリーはディミトリとベスと三人で、聖エドワード教会の地下の祭壇の足元に隠したオルバニーファイルを取り出しにいきます。
「ルーカスに勝ったと思わせたい」探知機付きの偽のファイルと入れ替えるのです。
入れ替えた本物のオルバニーファイルはまた新たな隠し場所へ運ぶのですが。。。。
『俺が持ちます』ディミトリはハリーに言います。そうです、ディミトリはハリーを警戒しています。スパイとしての本分です。ルースを楯にとられたハリーを、上司とは言え全面的に信頼はできません。ハリーはご苦労とねぎらい、では私は内相に報告をと、その場を去ります。
所が・・・・妙な匂いが・・・・スタンガスだ!ディミトリとベスは慌てて教会の地下から出ようとしますが、意識を失ってしまいます。

煙の向こうから現れた男は、ハリーでした。毒ガスマスクのハリーは、倒れた二人からオルバニーファイルを奪って行きます。ドアの向こうから二人を見下ろすハリーの顔は悲しそうな、すまなそうな顔でした。

唐突にルースが言います。ハリーにプロポーズされたの。でも断ったわと、
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それがひどく悲しそうな顔です。まあ状況が状況だけに笑えと言うのも何ですが、それよりもルースはプロポーズを断った事は本当に辛かったのだと私的には思います。
何故だ、愛しているんだろうとルーカスに言われるルース。私たちの過去を考えると無理よ、自分を許せないのと、、、ハリーにはこんなにはっきりとは言わなかったのでは?
ルーカスは、時には自分を優先するべきだとルースに言います。
自分を優先して、イエスと言えたらどんなにいいだろう!きっとルースは思った筈。
オフィスで噂されるのがイヤだったルースですが、もう生きては会えないと覚悟したのかも・・・・
誰かに言っておきたかったのかも。ルーカスには言いやすかったのかもね。彼は囃し立てたりは絶対にしない人の筈だもの。でもそのルーカスが私を捕まえて殺すと言っている・・・・
どんな風に殺すのかと聞いたら、頭の後ろに一発と言われて泣き出すルースです。これってカットされてたっけ???

教会から出て来たハリーをアレックが待っている。
「ハリー、俺は口を出す立場にないが、このまま進めば二度と引き返せないぞ」
しかしハリーは、ディミトリとベスは地下室にいる、10分後ガスがひいたら助けてやってくれ。
3人でホテルに行ってルーカスを確保しろ、マヤを怯えさせるな、ルーカスは必ず来るとだけ言います。

さるぐつわを噛ませられているルースの前でハリーに連絡を取るルーカスです。
時間切れだと言うルーカスにどこに届ければいいと応えるハリー。
騙す気かとルーカス、いや君の勝ちだとハリー。
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ルーカスは驚いた顔をします、ハリーが機密を持ち出した!では場所を言おう。5分で来い。

ハリーはルースを選びました。MI-5にその人有りと言われているハリー、愛国心がMI-5史上一番高かったハリー、彼の国家への忠誠心は何にも代えられないし変わらない筈でしたのに!
ハリーには、ルースは何にも代えられない大切な大切な人なのです。国家より愛する人を選んだハリーです。これは重い決断です、当然責任が問われますし、国家に対しての裏切りです。

ルースはあなたは誰なの?私の知っているルーカス・ノースと話がしたい。
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ルーカスは言います、本当のルーカス・ノースはダカールの海辺、マングローブの茂る柔らかい土の中にいる・・・と。
ルーカスの脳裏には、ダカールでの辛い日々の中で知り合った友人のルーカス・ノースが浮かんだでしょう、彼は死んだ!俺が殺したのだ・・・・
そして、指定された倉庫のような所にやって来たハリーに、携帯電話のバッテリーとシムカードを抜き、ルーカスの用意した携帯電話だけを使うように言います。
まだあります、ハリーは裸になってスキャンした後で、ルーカスが用意していた服に着替えるのです。そして裏口に止めてあるこれも前もってルーカスが用意した車に乗ってあらかじめナビに入れてある所まで来いと指示されます。
それらをルーカスは、PCと携帯電話への映像転送で全てを見ています。もちろんそんな事はハリーも承知しています、ルーカスが計画したのです、手抜かりは有りません。PCを睨みつけながら指示通りにします。

とうとうルーカスはルースに麻酔薬を打ちました、可哀想なルースは何をしたのと抵抗しますが、だんだん力が抜けて昏睡してしまいます。そうしておいてルーカスは麻酔薬を点滴してルースを生かしておきます。

アレックは教会の地下に行き、意識を取り戻したベスとディミトリにハリーが詫びていたよ、こんな事をしたのはあんたたちを巻き込まない為だと告げます。
ベスとディミトリは唖然とします.ハリーはオルバニーファイルを渡す気ね!。

ルーカスの指示した場所に着いたハリー、オルバニーファイルをゴミ箱に入れて振り向かずに真っ直ぐ歩けと言われます、そしてその間にルーカスはファイルを確かめます。
本物だ!ハリー・ピアースが国家機密を渡すとは。女の為に背信行為か。とルーカス。
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かけがえのない存在だ、彼女は。
何か変だ、ルーカスは違和感を感じます、何を企んでいる?ハリー。
お前の勝ちだ、ルースの居場所を言えとハリー、駄目だとルーカス。約束は?とハリー。
分かっている、マヤを見つけたな、ホテルで俺を逮捕する気か?でなきゃファイルを渡す筈がない!
ホテルにマヤを迎えに行く、俺たちに触れるな。
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さすがのルーカスです、ちゃんとハリーの計画を見抜きました。ハリーにチーフをまかされた男ですからね。
そう出るなら、マヤを確保してお前を殺す、ルースは私が探すとハリー。
麻酔を点滴中だ、3時間後には過剰摂取で心停止だ、間に合うのか?。
ルースを一刻も早く救い出したいハリー、どうするハリー。この間の二人のやり取りと表情は見事です。

チームは待機させろ、ルースを無事に返したい。俺たちに手を出すなと言うルーカスにハリーはイエスとしか言えない。

こうなっては仕方がない、ディミトリとベスに待機命令を出すハリーです、オルバニーを優先するべきではと言うベスに、ハリーは命令に従え、背くものは解雇すると申し渡します、ハリーの決心は固く止められません。そしてアレックに電話を繋ぐようタリクに言います。
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もう一カ所、気の重い電話が残っています。
タワーズ内相への報告です。オルバニーは無事か?と聞く内相。いいえ、私が渡しましたとハリー。
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顔色が変わり絶句するタワーズ、何やと〜〜〜!!。
ハリーは素っ気なく電話を切ります。
文句など今は聞かない!ルースが先だ!嫌みも説教も全部後だ!。

ホテルから悠々と出て行くルーカス、手出しはするなと止められたディミトリとベスの前を通って出て行きます。悔しいですね、5課としては。
その時アレックが突然声をかけます。「彼のしている事を知っているのか?同僚に毒を流し込んでいるんだぞ」マヤに向かって言ったのです、マヤを揺さぶってルーカスに訴えかけるのです。「彼女を見殺しにするのか?」
マヤは動揺します、助けてあげて!しかしルーカスは助けるのは飛行機に乗ってからだとマヤを車に乗せます。
手抜かりのないルーカスは、またもや車を乗り換えますが、空港まで近いのなら、助けてあげてとまたマヤに迫られます。
とうとうルーカスも折れて、ハリーに居場所を教えます。
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感謝すると言うハリーに、マヤの口添えだと電話を切るルーカスです。
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by rijyu-m5 | 2013-02-07 00:33 | spooks | Comments(0)