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Cinderella Man

私の好きな俳優さんの1人は、ラッセル・クロウ。

演技はぴか一、ハリウッドで成功した俳優の一人でもある彼は、私生活では暴言や粗野な行動が漏れ聞こえてくるけど。。。。。。

ラッセル・クロウは名優だと思います。

スクリーンの中の彼は、とってもすてきよ♡

シンデレラマン

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愛する妻と子供たち 家族無くしては幸せはない

「あなたは私の誇りよ」 「君の支えなしには勝てない」

泣けます、泣けます、涙腺がどんどん緩んで。

ラッセル・クロウ演じるジム・ブラドックの言葉にうんうんと相づちを打ったり、試合の時はドキドキはらはら、握りしめた手に力が入る。
ラッセル・クロウはボクシングのシーンの為に身体を鍛えたそうですが、今のトレーニング方では筋肉ばかりの身体になり、当時のジムを表現出来ないと言う事で、当時の鍛え方をしたそうです、そう言う細かい所はとても大事だと思います。
だから私はこれを聞いてラッセル・クロウらしいと改めて感心しました。

レネー・ゼルウィガー演じる妻のメイ・ブラドックの試合を見に行きたくないと言う気持ちがとても良く解ります。

ブリジット・ジョーンズではコミカルな演技がとても良かったレネーです。
今回のメイは可憐です。ぐっと押さえた演技でした。
ジムに寄り添う姿がひなげしのように見えました。

ジムは、強いボクサーでした、そして妻と三人の子供たちと何不自由の無い生活をしていました。
しかし怪我が元で負けが込み、ファイトマネーは急落して行きます。
手の骨折を隠して試合をしますが、それが発覚そしてライセンス剥奪。

時代は大恐慌のアメリカ。

港で日雇いの仕事をするジム、右手は靴墨で黒く塗ったギブスで骨折の痛みを隠して働きます。
家族の為に、子供たちのミルクの為に。


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リングでの女房役 マネージャーのジョー・グールドとトム
ジョー・グールド役のポール・ジアマッテ。彼、すごく良い演技です。
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ジョーがジムを励ます言葉に、深い愛情とジムとの強い信頼を感じました。

ジムに取ってボクシングとは、仕事です。

家族を養う為の仕事なのです。

港湾労働者として日雇いで荷役の仕事をしますが、家族を養うには到底足りません。

ライセンス剥奪で、ジムは明日からの金の心配をしなくてはなりません。

これはカットになったシーンですが、マネージャーのジョーと話すうちにジムは泣き出してしまいます。
とても良いシーンでしたが、その後の夫婦の会話が素晴らしかった(監督 談)
すまないと涙を浮かべてメイに言うジム
ノーと言う妻、もう一度強くノー、うなだれるジムの顔を覗き込む様にきっぱりと言います。
抱き合う二人、このシーンはラッセル・クロウとレネー・ゼルウィガーの二人に任せて自由に演じてもらったのだとか。
結果、素晴らしい演技で、こちらが採用になったのだそうです。

港の日雇いも、いつも雇ってもらえる訳ではなく、柵の向こうを見つめて手配師に必死のアピール。
やっと仕事にありつけても、少ない賃金で一家5人で暮らすのは難しい。

長男が肉屋からサラミを万引きして来る、それを返しに息子と二人で肉屋に行くジム。

もうあんな事をしてはいけないと言うジムに長男は言います。

友達が他所にやられたのは家に食べる物が無かったから。。。。。
約束するよ、お前たちを何処にもやらないよ ジムは長男に手を差し出して握手をします。
とても胸に迫るシーンです。

寒い冬、貧乏なジムの家は暖房費が払えずガスや電気を止められてしまいます。
次男が、咳をしています、このままでは病気になってしまう・・・・
メイは、とうとう子供たちを妹の所に預けます。
帰って来てそれを知ったジムは、メイに怒ります。怒ったのはこの時だけ。
ジムとてメイの気持ちは痛いほど解ります、だけど、あの日長男とお前たちを何処へもやらないと、約束したのです。
ジムは、メイを残して家を出て行きます。
アップになるジムの顔、ジムはプライドを捨てる覚悟をします。

ジムは明日の苦労など知らない裕福な人々が集う倶楽部に行きます(かっては自分もその中の一員でした)。

そして其所で頭を下げて、お金を恵んでもらうのです。
かつては栄光に包まれていたジムが、帽子を持って人々の前に行き、お願いするのです。

貧困者の為の救済センターにも赴きます。
貴方が来るなんてと受付の女性は言います。

ジムは、面子などに拘ってはいられないのです。
家族を養う事が最優先で、それは夫であり父親である自分の責任なのです。

ジョーすまない、本当にすまない、倶楽部でお金を恵んでもらうジムを見つめるジムの元マネージャーのジョーの元に行き、誤るジム。
どうしてお前が誤るんだ、気の毒にジム・・・・・ジョーも涙を堪えて、後幾らだ?
そして足らない分をジムの帽子に入れます
私はこのシーンにもぐっと来ました。

生きると言う事はこう言う事なのです。金がないと言う事はこう言う事なのです。

不安定な雇用は不安定な生活を意味するのです。

そんなジムの元に飛び込んだある試合の話。ジョーが持って来たのでした。
それはこの不況下に250ドルと言うジムに取っては、破格の値段でした。
怪我で試合を放棄したボクサーの代役です。
負けても250ドルです。
マジソンスクエアーの大舞台で、観衆は誰もがジムのノックアウト負けを疑いませんでしたが、何とジムは相手をKOして勝ちます。

いい試合が出来た。これで引退だ。
また港での肉体労働に従事するのです。

ジョーがジムにライセンス再交付の知らせと共に、港湾の肉体労働を止めてボクサーとしてトレーニングしろよと、$175を持ってやってきます。
これにかけようとジムは妻のメイに言います。
メイは、これ以上ジムを翻弄するのは止めてくれとジョーに家に乗り込んで行きます。
ジムを利用して甘い汁をすっているなんて許せないわ!

所が・・・・・ジョーの豪華なアパートにはめぼしい物は何も残っていません、家具すらない大きなダイニングには
小さなテーブルだけ。
ジョーの妻とジョーは困った様にメイを迎え入れます。
ジョーは自腹を切って、ジムのボクサーとしての再出発を助けていたのです。

男だねえ!ジョー!
ジムも男だけど、ジョーも男だ!!
彼の妻も素敵です。
見栄を張るジョーの気持ちをよく理解しています。

ジムはボクサーとして再出発をして、順調に勝利を収めて行きます。

そして、とうとうヘビー級王座のマックス・ベアとの試合要請が来ます。
マックスは、対戦相手を二人も殺した男です。

ジムはこの試合にボクサーとしての自分を賭けたいのです。

メイは初めて彼に反対します。

子供たちにボクシングのパンチの指導をする(と、言っても遊びの延長ですが)ジム。
メイは、ボクシングはやらないで!家の中でも外でもね、頭を殴られるなんて駄目!
勉強して大学に行って、まともな職に就くのよ!

その時のジムの顔。。。。。。傷ついたような顔でメイを見るジムの目。
メイもハッとして外に出て行きます。
後を追ってでて来たジムに、私はあなたがライセンスを剥奪されて本当は嬉しかった。

もう殴られて傷ついた貴方を見なくてすむから、いつか貴方が殺されると思っていたから。

そしてベアとの試合は、貴方が殺される日なのだと、必要なら手を折ってでも、試合を止めてほしいと訴えるのです。

翌日、ジムは試合に赴きます。
家を出るジムは、子供たちにキスをします、そして長男には握手をするのです、これが何とも言えないシーン。
(パパに何か有ったら、お前がママと弟と妹を頼むよ)長男には、男同士の挨拶をするのです。
次男が、それを見て自分も握手しようと手を差し出す所なんかも、印象に残った私です。

メイは何も言わずにジムを見送ります。

メイはジムの事を神に祈ろうと教会に行くのですが、そこで大勢の人がジムの為に祈りを捧げに来ていました。
そして牧師さんと一緒に、ラジオでジムを応援しようと来ていたのです。

ジョーにテーピングをしてもらっていると、メイが来ます。
ジョーは解っているよと言う風に、出て行きます。
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私の支えが無ければ勝てないわ。
闘う意味が分かったような気がするの
貴方は、皆の希望よ、誇りよ、子供たちのヒーローよ、ジム・ブラドック。
そして、貴方は私の心のチャンピオンよ。
きっと帰って来てね。家に帰って来てね。

この時の二人の会話は心に強く残ります。

私はベアとの試合が終わるまで本当に祈るような気持ちで、画面を見つめストーリーを追いました。

その試合は何と15ラウンドも有ります。

そして試合が終わるまでリングサイドから、マネージャーのジョーの指示がジムに飛びます。
ジョーも試合しているのですね。
その言葉たるや、機知と愛情に富んで、私も一緒にリングサイドで試合をしている様に感じました。
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「The Champion of My Heart」のシーンです

3/23加筆しました。
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by rijyu-m5 | 2015-03-02 14:34 | 映画・ドラマ

観てきました


フェイス・オブ・ラブ

アネット・ベニングとエド・ハリスですよ!
拘りも何もありません。素直に、観たい映画です。

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フェイス・オブ・ラブ 公式サイト

1月に書いた記事更新です。

2月28日からの上映で、友人と行ってきました。

しばらくぶりのエド・ハリス・・・・・・

彼の笑顔ってこんなに優しかったんだと再発見の思いでした。

彼の薄いブルーの瞳のなんと柔らかく優しい事!!

エド様は、悪役とか軍人とか演るときは、きらっと光る瞳が冷たいのですけど、今回は深い所から沸き上るような優しさが見え隠れ・・・・・(???思い込み????)

もっと、しっとりとした映画だと勝手に思い込みしていた私にとりまして、アネット・ベニングの演じるニッキーはちょっと痛かった。

30年連れ添って、今でも恋していると言いきれるくらいに愛しあっていた夫のギャレットを、不慮の事故で亡くしたニッキーは、深い深い喪失感の中で、ただ息をしているだけのような毎日を送っている。

きっと彼女の目に映る景色は暗い灰色、砂を噛むような毎日
そんな彼女が、美術館でギャレットに会うのだ、いや、ギャレットに生き写しのトムを見かけるのだ。

その時の胸騒ぎ、驚き、戸惑い、良く解る、良く解るけど、・・・・・

何故そんなに突進する?ひたすらに追い求めて行く・・・・これが痛いのだ。

戸惑いながらも、ニッキーに惹かれて行くトム。
トムの優しさが切ない。
エド・ハリスの眼差しが切ない。

期待が大きかった分、胸が痛いなあ。

ええい口直しに かっこいいエド様です。
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by rijyu-m5 | 2015-03-01 17:59 | 映画・ドラマ