フェイス・オブ・ラブ
アネット・ベニングとエド・ハリスですよ!
拘りも何もありません。素直に、観たい映画です。
フェイス・オブ・ラブ 公式サイト
1月に書いた記事更新です。
2月28日からの上映で、友人と行ってきました。
しばらくぶりのエド・ハリス・・・・・・
彼の笑顔ってこんなに優しかったんだと再発見の思いでした。
彼の薄いブルーの瞳のなんと柔らかく優しい事!!
エド様は、悪役とか軍人とか演るときは、きらっと光る瞳が冷たいのですけど、今回は深い所から沸き上るような優しさが見え隠れ・・・・・(???思い込み????)
もっと、しっとりとした映画だと勝手に思い込みしていた私にとりまして、アネット・ベニングの演じるニッキーはちょっと痛かった。
30年連れ添って、今でも恋していると言いきれるくらいに愛しあっていた夫のギャレットを、不慮の事故で亡くしたニッキーは、深い深い喪失感の中で、ただ息をしているだけのような毎日を送っている。
きっと彼女の目に映る景色は暗い灰色、砂を噛むような毎日
そんな彼女が、美術館でギャレットに会うのだ、いや、ギャレットに生き写しのトムを見かけるのだ。
その時の胸騒ぎ、驚き、戸惑い、良く解る、良く解るけど、・・・・・
何故そんなに突進する?ひたすらに追い求めて行く・・・・これが痛いのだ。
戸惑いながらも、ニッキーに惹かれて行くトム。
トムの優しさが切ない。
エド・ハリスの眼差しが切ない。
期待が大きかった分、胸が痛いなあ。
ええい口直しに かっこいいエド様です。
#
by rijyu-m5
| 2015-03-01 17:59
| 映画・ドラマ
善き人イマジカで
英国の劇作家C.P.テイラーの戯曲をヴィゴ・モーテンセン主演で映画化。
ナチス政権下のドイツを舞台に抑圧された時代に生きるある大学教授の信念と苦悩を描くドラマ。
1930年代、ヒトラーの台頭と共にナチ党に染められたドイツ。文学教授のジョン・ハルダーは、妻とふたりの子ども、そして介護が必要な母と共に暮らしていた。ある時、ジョンが数年前に書いた“安楽死”をテーマにした小説がヒトラーに気に入られる。それをきっかけにナチ党より論文の執筆を依頼され、執拗に入党を迫られる。ユダヤ人の親友を持ち、善良な人であるジョンだったが拒みきれず遂に入党、次第に出世してゆくが…。
ヴィゴ・モーテンセンです。
重くて暗くて。
彼の心は現実に抗いたいと熱望?している筈なのに。
表立っては、何も出来ないのです。ただただ取り込まれて運命に流されて。
ナチス党は絶対権力者 ナチスに逆らう事は、即、死を意味します。
ピアノばかり弾いている妻、かなりオツムが怪しくなっている母 可愛らしい二人の子供がいて、これが彼の家庭。
彼の心に美しい教え子のアンが忍び込み、やがては家庭を捨て、アンと結婚。
ピアノばかり弾いていた別れた妻は、下手な料理もこなす様になり、彼を彼の心を(ナチスには迎合出来ない)励まします。
親友のモーリスはユダヤ人だ。
この時代のドイツでユダヤ人であると言う事は、もうそれだけで大罪を犯した人間扱い、いや、人間以下だ。
モーリスに頼まれたパリへの切符も手配出来なかった。
いや、初めはそうだったが、彼だけは助けたい。
しかし、モーリスは事も有ろうに、ジョンの妻であるアンの警察への通報によって、逮捕され、収容所に入れられてしまう。
親衛隊の幹部(彼が望んだ訳ではないが、拒否も出来るまい?)としての地位を使って、モーリスが収容されている収容所に向うが、彼の姿は無く、そしてそこでジョンは、ユダヤ人の過酷な現実を見る。
彼の目には涙が、、、、その涙の向こうにユダヤ人たちの楽団が演奏する美しい音楽が流れて行く。
彼は卑怯か?もっと勇気を持ってレジスタンス運動に邁進すべきか。
ナチス時代のドイツには、きっと多くのジョンがいただろうと思う。
諸手を上げてヒトラーを、ナチスを歓迎したくない、これは間違っている、そう思いながら、どうする事も出来なかった、しなかった人が大勢いたと思う。
私だって。。。。私がジョンだったら、ジョンの家族だったら。。。。。
今の安定を捨てるか?家族は子供は?誰が守る?
命は何より大切だ、人の命より我が命だ、、、、、、、、後ろめたい、間違っている、私は卑怯だ、そうは思ってもそれを口には出せない、何故なら・・・・・・・。
今もこの現実が有る、今も知らない振りをしているだけ。卑怯だけど声を上げるのを憚る。。。。そんな自分を見る思いだ。
ジェマ・ジョーンズとヴィゴ・モーテンセン。ジェマ・ジョーンズはジョンのお母さん役です。
彼女を見るのは嬉しいわ。MI5のコニーだもん♫
英国の劇作家C.P.テイラーの戯曲をヴィゴ・モーテンセン主演で映画化。
ナチス政権下のドイツを舞台に抑圧された時代に生きるある大学教授の信念と苦悩を描くドラマ。
1930年代、ヒトラーの台頭と共にナチ党に染められたドイツ。文学教授のジョン・ハルダーは、妻とふたりの子ども、そして介護が必要な母と共に暮らしていた。ある時、ジョンが数年前に書いた“安楽死”をテーマにした小説がヒトラーに気に入られる。それをきっかけにナチ党より論文の執筆を依頼され、執拗に入党を迫られる。ユダヤ人の親友を持ち、善良な人であるジョンだったが拒みきれず遂に入党、次第に出世してゆくが…。
ヴィゴ・モーテンセンです。
重くて暗くて。
彼の心は現実に抗いたいと熱望?している筈なのに。
表立っては、何も出来ないのです。ただただ取り込まれて運命に流されて。
ナチス党は絶対権力者 ナチスに逆らう事は、即、死を意味します。
ピアノばかり弾いている妻、かなりオツムが怪しくなっている母 可愛らしい二人の子供がいて、これが彼の家庭。
彼の心に美しい教え子のアンが忍び込み、やがては家庭を捨て、アンと結婚。
ピアノばかり弾いていた別れた妻は、下手な料理もこなす様になり、彼を彼の心を(ナチスには迎合出来ない)励まします。
親友のモーリスはユダヤ人だ。
この時代のドイツでユダヤ人であると言う事は、もうそれだけで大罪を犯した人間扱い、いや、人間以下だ。
モーリスに頼まれたパリへの切符も手配出来なかった。
いや、初めはそうだったが、彼だけは助けたい。
しかし、モーリスは事も有ろうに、ジョンの妻であるアンの警察への通報によって、逮捕され、収容所に入れられてしまう。
親衛隊の幹部(彼が望んだ訳ではないが、拒否も出来るまい?)としての地位を使って、モーリスが収容されている収容所に向うが、彼の姿は無く、そしてそこでジョンは、ユダヤ人の過酷な現実を見る。
彼の目には涙が、、、、その涙の向こうにユダヤ人たちの楽団が演奏する美しい音楽が流れて行く。
彼は卑怯か?もっと勇気を持ってレジスタンス運動に邁進すべきか。
ナチス時代のドイツには、きっと多くのジョンがいただろうと思う。
諸手を上げてヒトラーを、ナチスを歓迎したくない、これは間違っている、そう思いながら、どうする事も出来なかった、しなかった人が大勢いたと思う。
私だって。。。。私がジョンだったら、ジョンの家族だったら。。。。。
今の安定を捨てるか?家族は子供は?誰が守る?
命は何より大切だ、人の命より我が命だ、、、、、、、、後ろめたい、間違っている、私は卑怯だ、そうは思ってもそれを口には出せない、何故なら・・・・・・・。
今もこの現実が有る、今も知らない振りをしているだけ。卑怯だけど声を上げるのを憚る。。。。そんな自分を見る思いだ。
ジェマ・ジョーンズとヴィゴ・モーテンセン。ジェマ・ジョーンズはジョンのお母さん役です。
彼女を見るのは嬉しいわ。MI5のコニーだもん♫
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by rijyu-m5
| 2015-01-14 18:39
| 映画・ドラマ
冷たい雨の降った日
今夜は
イザベル・ユピール演じるエリカ そばかすがポチポチと浮いている 若いのか、歳食ってるのか、ふとした眼差しがコケティッシュな?印象も受けた。
あらすじは以下で↓
「2001年カンヌ映画祭グランプリほか全3部門受賞の衝撃的な愛の物語。屈折した性的嗜好を持つ女と青年との愛を痛切に描く。イザベル・ユぺールがヒロイン役を熱演。
ウィーン国立音楽院のピアノ教授のエリカは、母親に厳しく育てられ、40歳を過ぎた今も母親に束縛されている。異性との交際もままならないエリカは、歪んだ愛の妄想に走っていた。そんなある日、エリカは美しい青年ワルターと出会う。彼のピアノの才能に特別な感情を抱くエリカ。しかしワルターはそれ以上に強い思いをエリカへ寄せた。ある時、ワルターはエリカにキスを迫るが、その瞬間、エリカが隠してきた秘密が露となる」イマジカBSより抜粋
フランスとオーストリアの合作
支配的な母親と娘、並ぶとどこか似ているように見えるのは私だけかしら。
録画中なので、感想はまだ。
これは多分1人で見る映画だなあ====
今夜は
イザベル・ユピール演じるエリカ そばかすがポチポチと浮いている 若いのか、歳食ってるのか、ふとした眼差しがコケティッシュな?印象も受けた。
あらすじは以下で↓
「2001年カンヌ映画祭グランプリほか全3部門受賞の衝撃的な愛の物語。屈折した性的嗜好を持つ女と青年との愛を痛切に描く。イザベル・ユぺールがヒロイン役を熱演。
ウィーン国立音楽院のピアノ教授のエリカは、母親に厳しく育てられ、40歳を過ぎた今も母親に束縛されている。異性との交際もままならないエリカは、歪んだ愛の妄想に走っていた。そんなある日、エリカは美しい青年ワルターと出会う。彼のピアノの才能に特別な感情を抱くエリカ。しかしワルターはそれ以上に強い思いをエリカへ寄せた。ある時、ワルターはエリカにキスを迫るが、その瞬間、エリカが隠してきた秘密が露となる」イマジカBSより抜粋
フランスとオーストリアの合作
支配的な母親と娘、並ぶとどこか似ているように見えるのは私だけかしら。
録画中なので、感想はまだ。
これは多分1人で見る映画だなあ====
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by rijyu-m5
| 2014-12-16 23:22
| 映画・ドラマ
えっと、まあ、その、まだしつこくマークとブリジットを♡
I like you very much-- just as you are.
Mr.ダーシー(マーク)「そのままの君が好きだ」という告白
上は高慢と偏見のMr.ダーシーのお言葉です
そしてラストシーンの
「Nice boys don't kiss like that.」
「Oh,yes,they fucking do.」 このマークの返答!! これが色っぽい! きゃ〜〜〜〜です!!
和訳では「お硬い男がこんなキスをするの?」 「ああ、するとも 」でしたけど
お硬い男=Nice boysは普段は口にしないfuckinと言う単語を使う事で、ブリジットの問いかけに対してのこの言い方で 印象がうんと変わると言うか、より強烈な印象を残すと言う感じでしょうか。
マークの洒落た一言です。
そうだよブリジット、マークは見かけとは違って惚れた女には熱い男なんだよ!!!ってね。
I like you very much-- just as you are.
Mr.ダーシー(マーク)「そのままの君が好きだ」という告白
上は高慢と偏見のMr.ダーシーのお言葉です
そしてラストシーンの
「Nice boys don't kiss like that.」
「Oh,yes,they fucking do.」 このマークの返答!! これが色っぽい! きゃ〜〜〜〜です!!
和訳では「お硬い男がこんなキスをするの?」 「ああ、するとも 」でしたけど
お硬い男=Nice boysは普段は口にしないfuckinと言う単語を使う事で、ブリジットの問いかけに対してのこの言い方で 印象がうんと変わると言うか、より強烈な印象を残すと言う感じでしょうか。
マークの洒落た一言です。
そうだよブリジット、マークは見かけとは違って惚れた女には熱い男なんだよ!!!ってね。
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by rijyu-m5
| 2014-11-17 23:10
| 映画・ドラマ
アガサ・クリスティの小説及び戯曲として有名な「検察側の証人」の映画
日本では情婦と題名がついています。
古い映画です。
白黒が格調高く感じられる、数少ない映画の一本だと私は思っています。
Marlene Dietrich 彼女ほど煙草の似合う女(ひと)はいないのではないかしらと思う。
彼女のこの蝶の触角のような眉 とても美しいと思う。
この映画では大変重要な役で、今までとは違うイメージの女を演じている。
タイロン・パワーもそうだ、何とも後味の悪い男の役なのだ。
タイロン・パワー扮する愛する夫を救うために、彼女はあえて検察側証人として出廷する。
アメリカ映画だけど 舞台は英国。
シルクはチャールズ・ロートン もの凄くはまり役だと思う。
口うるさい看護婦が、エルザ・ランチェスター彼女はチャールズ・ロートンの奥様なのだそうで、今回初めて知りました。
随分と前に観て、その結末に唖然とした覚えが有ります。
今回放送されたので喜んで録画もしました。
こうやって保存しておきたい番組が増えて行くのです。
外付けHDDを買わなきゃいけなくなりそう。。。。。。。
こうやって、テレビの罠にはまって行くのよ。。。。。
日本では情婦と題名がついています。
古い映画です。
白黒が格調高く感じられる、数少ない映画の一本だと私は思っています。
Marlene Dietrich 彼女ほど煙草の似合う女(ひと)はいないのではないかしらと思う。
彼女のこの蝶の触角のような眉 とても美しいと思う。
この映画では大変重要な役で、今までとは違うイメージの女を演じている。
タイロン・パワーもそうだ、何とも後味の悪い男の役なのだ。
タイロン・パワー扮する愛する夫を救うために、彼女はあえて検察側証人として出廷する。
アメリカ映画だけど 舞台は英国。
シルクはチャールズ・ロートン もの凄くはまり役だと思う。
口うるさい看護婦が、エルザ・ランチェスター彼女はチャールズ・ロートンの奥様なのだそうで、今回初めて知りました。
随分と前に観て、その結末に唖然とした覚えが有ります。
今回放送されたので喜んで録画もしました。
こうやって保存しておきたい番組が増えて行くのです。
外付けHDDを買わなきゃいけなくなりそう。。。。。。。
こうやって、テレビの罠にはまって行くのよ。。。。。
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by rijyu-m5
| 2014-11-16 20:43
| 映画・ドラマ